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図録番号453 タイトル:キップ

最終更新日:
 
453
(解説文要約)
大正6年頃まで、炭坑ではキップという私幣が使われていました。
炭札(すみふだ)、炭券(たんけん)とも呼ばれたキップは、
各炭坑が独自に発行し、その炭坑直営の売店や指定の店でしか使えませんでした。
現金と引き換えることもできましたが、割高な手数料を取られました。
キップには、それぞれの炭鉱会社のマークや朱印が入っていました。

 
 
Until around 1917, coal mining companies issued vouchers, known as Kippu, Sumifuda or Tanken, to miners in their employ. 
These vouchers, valid only for use at colliery-owned or affiliated shops, could be changed to cash, but at a very high commission rate.
Each company stamped their seal and value on the vouchers to clarify its validity.

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