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図録番号433 タイトル:入坑(母子)

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433
(解説文要約)
明治32年頃、米1.4キロは十銭(0.1円)でした。
その頃、乳幼児を他人に預けると、十四銭ほど謝礼を払わなくてはいけませんでした。
そこで、母である後山(あとやま)は幼い子どもをつれて入坑していました。
この絵では、兄が幼い子どもをおんぶして入坑しています。
坑道は天井が低いので、少しでも背の低い兄がおんぶした方が安全だったからです。
このように、兄や姉が乳幼児の子守りをするので、子どもたちは学校をよく欠席していたようです。

 
Around 1900, a 1.4 kg bag of rice cost 10-sen, which is 0.1yen in the current rate.
Meanwhile, hiring a babysitter cost 14-sen a day, an expensive luxury.
So, mothers working as Atoyama in the pit took their infants with them.
In this picture, we see the older son carrying the baby on his back.
Because ceilings of the mine were usually very low, it was safer for small children to carry the baby instead of their mothers.
Children often missed school to help out in the mines.
 


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