最近、屋根瓦や漆喰等の屋根の修理など、不具合の状況や修理の必要性など判断しにくいものに関して勧誘を受け、トラブルになっている事案が全国で多数発生しています。
例
○突然自宅を訪れ、実際には瓦のずれや防水シートの劣化など不具合が生じていないのにも関わらず、「この状態だと水漏れする」「すぐに工事をした方がいい」などと、直ちに修理が必要と告げ、高額な料金で契約を結ばせようとする。
○クーリング・オフをすることができるにも関わらず、「足場などを手配しているため、クーリング・オフはできない」「違約金として契約金額の40パーセントを払ってもらう」などと、クーリング・オフができない旨を告げたり、怒鳴り口調で威圧して困惑させる。
このようなトラブルに合わないために、以下の点に注意しましょう。
(1) すぐに契約しない
勧誘を受けた場合は、決して慌てることなく、本当に必要な工事なのかを考えて、冷静に行動しましょう。
(2) 相談する
即時の契約の締結を求められた場合には、安易に契約の申し込みや契約の締結をせず、地域内の業者や信頼できる業者に確認してもらうなどしてください。
(3) 身の危険を感じたらすぐに110番通報をする。
相手から身の危険を感じるような言動や退去を求めたにも関わらず退去をしない場合は、すぐに110番通報をしてください。
不安を感じたり、被害にあったときは、消費生活相談窓口に相談してください。
田川市消費生活相談窓口 0947-85-7127
(平日8時30分~16時30分)