がんを予防するためには
日本人の2人に1人が、一生のうち1度は「がん」になるといわれています。
「がん」は日本人にとって、とても身近な病気です。
そのため、がん予防は多くの人にとって最も関心のあることのひとつだといえます。
「がん」について、正しい知識を持ち、生活習慣の見直しやがん検診を定期的に受けることで、がんの予防、早期発見、早期治療につながります。
詳しくは、国立がん研究センターがん情報サービスホームページ(外部リンク)をご覧ください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマなど、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。
詳しくは厚生労働省ホームページ(外部リンク)をご覧ください。
田川市の定期予防接種についてはこちらのページをご覧ください。
【キャッチアップ接種は令和6年度末まで】
平成9年度~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性の中に、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
まだ接種を受けていない方に、キャッチアップ接種として、HPVワクチンの接種の機会を提供しています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
がん検診を受診しましょう
日本人の2人に1人が「がん」になり、3人に1人が「がん」で亡くなっていると言われています。
早期発見、早期治療で、「がん」による死亡を今より減らすことができます。
まずは自分の体を知ることが健康維持の第一歩です。
集団検診では一度に複数のがん検診を受けることができます。
胃、肺、大腸がん検診を受けた場合は約1時間、子宮頸、乳がんを追加した場合は約1時間30分で終わります。
また、子宮頸がん、乳がん検診は田川市郡内の協力医療機関でも受診できます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
がん患者さんへの支援
福岡県重粒子線治療費利子補給事業
公費医療保険適用範囲の拡大に伴い、肝細胞がん(長径4cm以上)、肝内胆管がん、膵がん、大腸がんの骨盤内再発、子宮頸部腺がんについて対象になっています。
福岡県 小児・AYA世代がん患者等妊孕性(にんようせい)温存治療費助成事業
福岡県では、将来、子どもを産み育てることを望む小児・AYA世代(※)のがん患者の方々が、希望を持ってがん治療に取り組むことができるよう支援するため、がん治療に際して行う、妊孕性(にんようせい)温存治療に要する費用を一部助成する事業を実施しています。
詳しくは県ホームページ(外部リンク)をご覧ください。
※AYA世代…「Adolescent and Young Adult世代」の略。15~39歳の思春期・若年成人の世代を指します。
田川市 小児・AYA 世代がん患者在宅療養生活支援事業
田川市では、小児・AYA世代のがん患者の方が、住み慣れた自宅で自分らしく安心して生活を送ることができるように、在宅における生活を支援するため、訪問介護、訪問入浴介護、福祉用具貸与・購入に必要な費用の一部を助成します。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
田川市 アピアランスケア推進事業
田川市では、がん治療に伴う心理的負担を軽減するとともに、社会参加を促進し、療養生活の質が向上するように、医療用ウイッグや補装具等の購入費用の一部を助成します。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
がん医療
がん診療連携拠点病院
がん診療連携拠点病院では、専門的ながん医療の提供、がん患者に対する相談支援及び情報提供などを行っています。
がん診療連携拠点病院には、がん患者の方やそのご家族のがんに対する不安や疑問に対応するための相談窓口として「がん相談支援センター」が設置されており、国立がんセンターでの研修を修了した相談員が配置されています。
・がんについて「知りたい」とき
・がんの治療について「理解して納得した」とき
・自分の考えを「伝えたい」とき
・療養生活のことについて「聞いてみたい」とき
・心の悩みを「誰かに聞いてほしい」とき
がん相談支援センターでは、患者さんやご家族のほか、地域の方々どなたでも無料で利用することができます。お気軽にご相談ください。
福岡県内のがん拠点病院がん相談支援センターはこちらのページ(外部リンク)でご確認ください。
がん対策
田川市では、これからのがん対策について、個別具体的な施策・取り組みを示す「田川市がん対策推進計画」を令和6年度に策定することとしています。
策定に向けては、医療関係者やがん経験者などが意見を出し合う「ワークショップ」などを実施しました。
令和6年11月11日(月曜日)から令和6年12月13日(金曜日)まで、「田川市がん対策推進計画(素案)」に対し、みなさまの意見等を伺うため、パブリックコメントを実施しました。
今後は、いただいた意見等を踏まえ計画策定を進めます。
外部リンクなどお役立ち情報