熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症を防ぐためには、それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。
暑さを避ける、身を守る
室内では
・扇風機やエアコンで温度を調節
・遮光カーテン、すだれを利用
・室温をこまめに確認
屋外では
・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避けるために
・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
早め早めの対応を
・こまめに水分・塩分を補給しましょう！
屋外活動やスポーツをするときには経口補水液を
屋外活動やスポーツをする時などたくさんの汗をかくような場合は、体内の電解質（ナトリウムやカリウムなど）が失われていきます。そんなときに水やお茶などを摂取すると、体の中の電解質濃度が薄まっていきます。そうすると、濃度を一定に保とうとする体の働きによって、大量の水分を尿として体の外へ出してしまいます。その結果、脱水状態になってしまう可能性があるため、注意が必要です。
たくさんの汗をかいているときなどには、経口補水液を摂取することで、効率よく水分や電解質を補給することができます。
ここでは、簡易的な手作り経口補水液の作り方をご紹介します。ただし、あくまで簡易的なものですので、脱水症状等が続く場合は市販の経口補水液を使用するか、熱中症が疑われる場合は「＃7119」に電話して相談しましょう。
手作り経口補水液の作り方（PDF：710.8キロバイト） 
熱中症予防のための情報・資料サイト
詳しくは、下記リンク先のホームページをご覧ください。
熱中症予防リーフレット
（日本語 、英語、中国語（繁体字）、中国語（簡体字）、韓国語、イタリア語、インドネシア語、スペイン語、タイ語、タガログ語、ドイツ語、ネパール語、フランス語、ベトナム語、ポルトガル語）
障がいがある方、夏場の外出に慣れていない方、介助者や周囲の方、視覚障がいがある方、手足・体幹の障がいがある方 、 知的・発達障がいがある方