電子入札システムの導入について (お知らせ)
本市では、入札参加者の利便性向上、地方公共団体における手続きのオンライン化の推進、近隣自治体における電子入札システムの導入状況等を総合的に勘案し、令和5年4月からの電子入札システムの運用開始に向けて、現在準備に取り組んでいるところです。
電子入札システムは「土木一式工事」及び「建築一式工事」から開始することとしており、その他の工種等については、順次対象範囲を拡大する予定としています。
電子入札システムの導入に関するお知らせは、詳細が決定した内容から、市ホームページ等を通じて順次お知らせします。
1 電子入札とは
電子入札は、従来紙により行っていた入札業務を、インターネットを利用することにより、場所や時間の制約を受けずに実現するものです。
入札参加者は入札会場に赴くことなく入札を行うことができます。
電子入札への参加はICカードを用いて行い、暗号化や電子署名等の技術により入札書等の盗聴・改ざん・漏洩等の防止が図られています。また、
受発注者ともに入札書の情報は開札時まで分からない仕組みとなっています。
入札参加者は会社等のパソコンから仕様書のダウンロードや入札額の入力等が可能となるなど、入札参加者の郵送・移動コストの縮減や、行政事務
の効率化、競争性や手続きの透明性・公正性の向上などの効果が期待されています。
※ 本市に導入予定の電子入札システムは「ふくおか電子自治体運営協議会」で共同利用しているものであり、福岡県内の電子入札を導入している
市町村(政令市を除く)で現在運用されている電子入札システムと同様のものとなります。
※ 福岡県や県内の電子入札を導入している市町村は全て電子入札コアシステムによる電子入札を導入しています。
2 対象案件
電子入札の対象案件は、本市が発注する建設工事及び建設工事に係る附帯業務のうち、電子入札で行う旨を指名通知等で指定した案件となります。
なお、令和5年度は、次の2工種を予定しています。(他の工種等の導入時期については現段階で未定です。)
・土木一式工事
・建築一式工事
※本市では、地場産業の保護・育成の観点から、市内業者(準市内業者を含む)を中心に発注しています。
3 スケジュール
令和5年4月1日以降に起工する案件より実施予定
4 その他
これまで、福岡県や県内の電子入札を導入している市町村において、電子入札に参加したことがない事業者の皆様などで、すぐに対応が困難な場合
には紙入札による対応を、準備期間として1年間程度認めることとします。
本市の入札会に参加を希望する場合には、この期間中に、電子入札システムの利用推奨環境でのパソコン(ハードウェア、ソフトウェア)やネット
ワークの準備並びにICカード、ICカード読取装置等の準備をお願いします。
なお、上記のパソコン等にかかる利用推奨環境の情報は、今後、準備が出来次第、市ホームページに掲載する予定としています。