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石炭採掘の変遷

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山本作兵衛翁が描いた炭坑記録画には、明治中期から大正、昭和戦前期までの炭坑の様子が描かれています。

採炭方式でみると、そのほとんどが「残柱式(ざんちゅうしき)」と呼ばれる、明治から大正にかけての方法を中心に描いています。
「残柱式」は、天井の圧力を分散させるために、炭柱を残して炭層を採掘する方法です。炭坑記録画の中で、男性と女性が二人一組となり、傾斜のついた炭層を人力で採掘している様子がそれです。
この「残柱式」は、石炭をある程度残す必要があり、また通気の循環が制限されるため、大手の炭坑では明治末頃から、「長壁式(ちょうへきしき)」という方法に転換していきます。

「長壁式」は、炭柱を取り除いて広い炭壁をつくり、数十人で採炭の作業にあたるものです。採炭量が増加する反面、天井を支える充填設備にコストがかかることから、小さい炭坑では導入できないところもありました。
作兵衛翁の炭坑記録画には、この「残柱式」と「長壁式」を折衷した方法も説明されていますが、機械を導入した本格的な「長壁式」の採炭方法が描かれているのはほんの数点に過ぎず、ほとんどが「残柱式」の説明であることは、作兵衛翁が大手の炭坑に在籍せず、比較的中小の炭坑に従事していたためです。

 

炭坑記録画 残柱と長壁の折衷方式

 

炭坑の機械

 

※このページは、広報たがわ平成23年9月1日号に掲載された内容を基に作成しています。

広報たがわ平成23年9月1日号別ウィンドウで開きます

 

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