7月30日・31日に、NPO法人九州車いすテニス協会主催の「車いすテニス子どもキャンプ in TAGAWA」が、田川市で開催され、市内外から親子など47人が参加しました。このキャンプは、障がいの有無や経験値に関わらず車いすテニスに興味がある子どもたちが参加できる催しであり、今後のパラスポーツの普及や共生社会の実現に向けて非常に意義のある取り組みです。田川市は、市スポーツ協会と連携して本事業に協力しており、東京2020パラリンピックのレガシーの活用策の一環として、事前キャンプが行われた市総合体育館や合宿施設(トレーラーハウス)のほか、本市に構築されたローカル5Gを活用したリモーコーチングの環境を提供しています。
当日は、参加者の経験値によって班ごとに体験イベントを実施。未来のパラ大会を目指す競技経験者は、リモートコーチングによって東京にいる齋田悟司選手(アテネパラリンピック金メダリスト)から実技指導を受けたほか、質疑応答で見識を深めました。未経験の子どもたちも、競技用車いすの使い方をはじめ、リレーや鬼ごっこ、テニスの体験などをとおしてパラスポーツに親しみました。
田川市は今後も、東京2020大会のレガシーを活用した合宿・大会の誘致、リモートコーチングの実施などによりパラスポーツの普及や障がい者の社会参加などに取り組み、共生社会の実現を目指します。
▼当日の様子がNHKで放送されました!
※放送後1週間をめどに配信停止となります。
▼パラ事前キャンプの様子やレガシーの活用
広報たがわ令和3年11月号