都市計画道路は、都市の健全な発展と機能的な都市活動を確保するため、都市計画法で定められた道路です。この都市計画道路を定めることで広い道路ができ、人と車の流れを円滑にし、産業活動を活発にするなど、良好な都市空間や都市構造を形成しています。
■都市計画道路見直しの背景
本市の都市計画道路は、昭和41年、都市計画法に基づき計画決定され、その後昭和60年の計画変更後、市街地の拡大や急激なモータリゼーションの進展に対応するため整備が行われてきましたが、現在もなお14路線中7路線が未整備の状態で残っています。
また、近年の少子・高齢化や環境問題に対する住民の意識の高まりなど社会情勢の変化により、都市空間を取り巻く環境は大きく変化してきており、都市計画道路においても効率的な整備を進めていくことが必要となっています。
■都市計画道路見直しに関する基本的考え
未着手となっている都市計画道路について、各都市計画道路の問題点、課題を洗い出すとともに、明確な評価基準により客観的な評価を実施して、各都市計画道路の見直しに関する方向性を示します。
■筑豊広域都市計画道路見直し検証作業の結果について
今般、本市において実施した「筑豊広域都市計画道路見直し検証作業の結果(案)」に対するパブリックコメント(実施期間:令和4年2月7日~令和4年3月9日)を経て、「筑豊広域都市計画道路見直し検証作業の結果」の作成が完了したことから、確定した検証作業結果を次のとおり公表します。