◆田川市子どもの権利条例について
子どもは一人の人間としての権利をもっています。個人として尊重され、生命と権利・自由が保障されなければなりません。すべての子どもは、差別や暴力から「守られる」とともに、たくさんの愛情のもとで、「生きる」、「育つ」、「参加する」権利があります。
大人は、子どもにとって最も良いこととは何かを第一に考えて行動しなければなりません。そのためには、子どもの意見や気持ちを尊重し、しっかりと受けとめ、子どもの立場になって一緒に考え、子どもがさまざまな体験ができるようにチャンスを広げていくことが大切です。
子どもが自分の力を伸ばし、自分の将来に夢をもち、生まれたことを誇りに思うことができるまちは、すべての人にやさしく、希望に満ちたまちになります。
田川市は、「子どもは無限の可能性を秘めた将来を担うこのまちの宝」として、社会全体で愛情をもって子どもを守り育て、健やかな成長が保障されるまちづくりを目指し、子どもも大人も地域もともに育つまちとしていくことを宣言し、令和4年4月1日から「田川市子どもの権利条例」を施行します。