地域の安全を守る市民の力
近年、子どもが犯罪に巻き込まれ、命を落とす痛ましい事件や少年犯罪の低年齢化・凶悪化が問題となっています。「子どもの安全確保」「青少年の非行防止」「日中の防犯パトロール」を目的に平成18年11月から青色回転灯をのせたパトロール車による市内巡回活動を行っています。
平成19年10月には田川市安全・安心まちづくり相談センターを開設。経験豊かな警察官OBが指導員として市民からの相談に適切なアドバイスを行っています。
これらの活動と連携して、地域では「地域の子どもは地域が守る(育てる)」をスローガンに、校区活性化協議会やPTAなどが自主的に子どもの安全を確保するための取り組みを行っています。また、行政と連携して、カラオケボックス、ゲームセンター、ショッピングセンターなどに立ち寄り、非行防止活動を行っています。
災害や火災から市民を守る田川市消防団は、18分団287人の団員(平成23年10月現在)で構成されています。近年は災害時の住民避難・誘導、災害時要援護者の訪問、応急手当の普及指導、広報紙拡充による防災意識の啓発に力を入れ、月に2回の夜間巡回も行っています。