田川市と新北市平渓区は友好交流に関する意向書に調印しました!!
田川市と新北市平渓区はともに豊かな石炭文化を持つ地域です。既に、田川市石炭・歴史博物館と新平渓煤礦博物館区とが友好館(関連ページはこちら
)として、平成筑豊鉄道と台湾鉄路平渓線とが姉妹鉄道として交流を継続してきました。
このたび、令和3年8月30日(月曜日)、田川市と新平市平渓区は、文化、観光及び学校交流などの幅広い交流を促し、双方のより一層の繁栄・発展を目指すため、友好交流に関する意向書に調印しました。

◇調印の様子◇ ◇参加者全員で記念撮影◇
~平渓区について~
◆平渓区(日本語:へいけい、中国語:ピンシー)◆
台湾新平市(日本語:しんほく、中国語:シンペイ)の行政区の一つで、人口は4,701人(2018年9月現在)。
基隆河上流域に所在して日本時代から石炭を採掘しており(台陽鉱業など)、石炭輸送線の石底線が、現在の台湾鉄路平渓線の前進となる。
平渓線のほとんどの駅が平渓線に所在しており、特に十分駅の老街(古町)は、ランタンを飛ばせるスポットとして、台湾内外から多くの観光客が訪れている。かつての平渓線沿線は、炭鉱が多く所在したことから、特に十分駅周辺には、田川市石炭・歴史博物館と友好館である新平渓煤礦博物園区が炭坑跡地に設置され、終点の菁桐駅にも鉱業生活館や炭鉱関連の遺構、日本式宿舎など当時の遺構が残されている。