【子ども学芸員育成講座】(2020年12月5日)
台湾・新北市瑞芳区のフォートン地区は、かつて、台湾で最大規模を誇った瑞三炭坑があった地域です。同地区には炭坑の遺構が多く残されており、炭坑OBの方々がガイドを行うなどして、炭坑の歴史を後世へ伝える活動を精力的に行っています。
田川市石炭・歴史博物館が実施している子ども学芸員育成講座の一環で、フォートンのみなさんとオンラインで交流を行いました。「台湾の炭坑の給料はどれくらいですか?」「炭坑で怖い体験をしましたか?」など、子ども学芸員は炭坑OBのみなさんへ、たくさんの質問をしました。
台湾・新北市立十分国民小学校×田川市石炭・歴史博物館
【新北市立十分国民小学校】(2021年3月16日)
台湾・新北市平渓区の十分地区にも、かつて炭坑がありました。新平渓炭坑の跡地を利活用した「新平渓煤礦博物園区」は、田川市石炭・歴史博物館の友好館となっています。
十分国民小学校は、産炭地に所在した小学校として、子どもたちは地域の炭坑の歴史を学習しています。その一環で、同小学校3~6年生17名の子どもたちに、オンラインで田川市石炭・歴史博物館を見学していただきました。
台湾の子どもたちからは、「炭坑で働いていた、おじいちゃんを尊敬した」「田川市の炭坑節を踊る場面を見た。日本人が台湾に来たら、地元の祭りを案内したい」などの感想がありました。