田川市では、平成27年に『田川市未来創生総合戦略』を策定し、令和2年度までの6年間を第1期計画期間として、まち・ひと・しごと創生(地方創生)(注1)に取り組んできました。
このたび第1期計画期間が終了するに当たり、これまでの取組の成果や社会経済状況の変化、市民の皆さんのニーズ、SDGs(注2)の考え方を踏まえた見直しを行い、第2期田川市人口ビジョンと未来創生総合戦略を策定しました。
この第2期田川市未来創生総合戦略は、本市のまちづくりの最上位計画である第6次田川市総合計画のうち、雇用・移住・子育て等の人口減少抑制に直接結びつく施策を中心に抽出した計画となります。
注1)地方創生:我が国が直面する人口減少、超高齢化、首都圏への一極集中という大きな課題に対し、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会をつくることを目指すものです。
豊かで魅力あふれる、将来にわたって成長し続ける田川市をつくるため、
1 稼ぐ地域をつくるとともに安心して働けるようにする
2 つながりを築き、移住・定住者の増加を図る
3 結婚・出産・子育ての希望をかなえるとともに、教育環境を整える
4 郷土に誇りを持ち、ともに支えあい安心して暮らし続けることができる地域をつくる
の4本の基本目標を掲げて取組を進めます。
注2)SDGs:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。現在世界中で問題になっている貧困、気候変動、資源の枯渇、平和や平等、教育、衛生などの課題は、一人の人、一つの地域、一つの国では解決することができません。
そこで、地球上のすべての人、地域、国がみんなで協力し、みんなでずっと幸せに暮らす(誰一人取り残さない)、よりよい世界を目指すために掲げた目標が、このSDGsです。
