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実践型栽培施設(パプリカ栽培研修施設)

最終更新日:
パプリカ
田川市は、福岡県のほぼ中央部に位置し、三方を山で囲まれた盆地にあります。北九州市から約35km、福岡市から約50kmと利便性の高い地域です。我が国の近代化を支えた「黒いダイヤ」と言われた「石炭」、「白いダイヤ」と言われた「石灰石」の産地として発展してきました。また、全国的に知られている「炭坑節」も田川が発祥の地です。しかし、昭和30年代のエネルギー革命により石炭産業は衰退し、石炭産業を中心として発展してきた本市に大きな打撃を与えました。炭坑閉山とともに、人口も減少の一途を辿っています。石炭産業に代わる基幹産業の構築に向け、市を挙げて地場企業の活性化、新たな産業の創出に取り組み、その一環として平成16年から宝石のように色鮮やかな「パプリカ」の栽培に取り組んでいます。
 

「ピュアパプリカ」の確立に向けて

ピュアパプリカ
パプリカの生産者は市内には現状で1戸、年間収量は18tほどにとどまり、担い手の育成、地域ブランド「ピュアパプリカ」の確立に向け、生産の拡大が喫緊の課題となっています。
そのため、研修を通じて担い手を育成することを目的に、生産から販売までを一貫して行う実践型栽培施設を平成30年4月に開設しました。
 
 

実践型栽培施設の機能 

地域の担い手育成機能

農業経験豊富なコンサルタントや先導農家等の助言を受けつつパプリカの栽培から流通販売までの経営を担う能力の習得を目指します。


 

就農希望者の研修受入

約3年間(夏作・冬作をそれぞれ2回)のパプリカ栽培を通じて、研修後、市内で就農を目指す人材確保(研修生は最大2組(グループ可))を目指します。
 

特産品の振興

平成28年11月に、福岡県内初となる「ふるさと名物応援宣言」※を行ったパプリカの生産拡大等を支援します。
 
※「ふるさと名物応援宣言」とは、地域を挙げて応援するふるさと名物(地域資源を活用した商品・サービス)を特定し、情報発信等と通じて支援していく、中小企業地域資源活用促進法に基づく取組です。

ICT(新技術)農業の導入

養液栽培や、各種センサーを備えた施設とすることで、ITを活用してデータを蓄積し、経験や勘に基づく従来の農業とは一線を画した未来農業の確立を目指します。
 

施設概要

冬作用ハウス(鉄骨補強型パイプハウス)

1,920平方メートル(間口8m×奥行40m×3連棟×2)
2重カーテン、誘因ワイヤー、循環扇、暖房機
溶液システム一式(点滴ペンチューブ式)

 

夏作用ハウス(パイプハウス)

1,728平方メートル(間口7.2m×奥行40m×単棟×6)
誘因ワイヤー
溶液システム一式(点滴ペンチューブ式)

 

管理棟(鉄骨造平屋建て)

160平方メートル(間口8m×奥行20m×単棟)
事務室、溶液設備管理室、選果調整室、予冷庫

 

研修スケジュール(例)

異なる栽培形態(夏作・冬作)を2回経験することを基本とし、栽培技術を習得します。(実際の研修内容は、希望に合わせオーダーメイドで組立てます。)

併せて収穫物を販売(販路開拓含む)までを行うことで、経営能力を習得します。

 

研修生の募集について

次回の利用者募集時期は未定(現在の利用者は令和5年12月まで使用予定)
 

所在地

 

位置図
田川市伊田2427番3(白鳥工業団地内)



 

 

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電話番号:0947-44-2000(代)0947-44-2000(代)   Fax:0947-46-0124  
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