平成28年12月に部落差別解消推進法(部落差別の解消の推進に関する法律)が施行されました。この法律は、現在もなお部落差別が存在していることを認め、部落差別は許されないとの認識をもって部落差別解消を推進し部落差別のない社会を実現することを目的としていますが、情報化の進展にともなうインターネット上での差別事象の発生など新たな問題もあり、現在もなお許しがたい部落差別が発生しています。
このような状況のもと、田川市においても部落差別解消推進法の施行を受けて、部落差別は決して許されないものであり、その解消に努めることが市の責任であるとの姿勢を明らかにして、そのための取り組みを定めた田川市部落差別解消推進条例(田川市部落差別の解消の推進に関する条例)が平成31年4月1日に施行されました。
田川市では、部落差別解消推進法やこの田川市部落差別解消推進条例の主旨に則り今後とも部落差別解消のための活動を推進して参ります。市民の皆さんにあっても自らの人権認識を高め、部落差別のない社会の実現に向けてご理解、ご協力をいただきますようお願いします。