博物館2階の第2展示室では、「山本作兵衛コレクション」を展示しています。
山本作兵衛翁は、炭坑労働者としての自らの経験をもとに、筑豊のヤマ(炭坑)の仕事と生活を描いた記録画を数多く残しています。
日本で初めてユネスコ世界の記憶(世界記憶遺産)に登録された博物館所蔵の炭坑記録画をはじめ、作兵衛翁にまつわる資料などを展示しています。

「山本作兵衛コレクション」は、当館所蔵の炭坑記録画585点・日記6点・雑記帳や原稿など36点と、福岡県立大学に保管されている炭坑記録画4点、およびその他の日記・雑記帳などを合わせた合計697点で構成されています。

温湿度変化や光に弱い近代の西洋紙に描かれたこれらのコレクションを、長期保存・展示するための設備を導入しています。

第2展示室の様子	作兵衛翁が使用した画材（世界記憶遺産登録外資料）