田川市では平成29年3月16日に、市長・副市長・教育長が「イクボス宣言」を行いました。
左から 松村副市長、二場市長、吉栁教育長
イクボスとは
「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理者)のことです。
NPO法人ファザーリング・ジャパンが提唱、推進しています。
田川市では、職員のワーク・ライフ・バランスの充実及び組織力の向上を図ることを目的に、市長・副市長・教育長が「イクボス宣言」を行いました。市役所自らが働きやすい環境づくりを進め、市内の事業者等にも「イクボスの輪」を広げていきます。
田川市イクボス宣言
NPO法人ファザーリング・ジャパン九州の副代表理事である小津智一さんを講師に迎え、「イクボス研修」を実施し、イクボスの重要性やあり方について理解を深めた後、イクボス宣言を行いました。
【宣言の内容】
私は、職員の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現に向けて、一人ひとりのキャリア形成と人生を応援しながら、組織としての成果も出し、市民満足度の高い市政の実現を目指すとともに、自らも仕事と私生活を楽しむ「イクボス」となることを宣言します。
1 全ての職員が、育児・介護・家事などの家庭生活と仕事を両立できるよう、全力で応援します。
2 家庭生活の充実とともに、自己啓発やボランティアなどの地域貢献活動に取り組む職員を応援します。
3 業務の効率化や共有化、会議の短縮や書類の削減などの業務改善を進めます。
4 長時間労働の削減や年次有給休暇の取得を促進し、職場環境の向上に努めます。
5 市民誰もが働きやすい職場環境の実現に向けて、市内にイクボスを増やし、子育て支援のまち田川が実感できるように取り組みます。