口蹄疫に関する情報提供について
4月20日に、宮崎県で家畜伝染病である「口蹄疫(こうていえき)」に感染した疑い
のある牛が発見されて以来、感染した牛や豚が相次いで確認されており、現在、
感染の拡大防止に取り組んでいます。
○「口蹄疫」とは?
「口蹄疫」は、牛、豚、水牛等の偶蹄類動物(四肢の指の数が二本または四本
で、蹄(ひづめ)をもつ動物)にかかる病気で、人に感染することはありません。
ウイルスに感染すると、発熱したり、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれができ
たりするなどの症状がみられます。
○「口蹄疫」の対策は?
「口蹄疫」は伝染力が強いので、感染拡大を防止するため、宮崎県では、農林
水産省と協力し、発生農場の家畜の殺処分や農場消毒、発生農場周辺の牛や
豚の移動の制限などの防疫措置を実施しています。
また、福岡県では、発生していませんが、口蹄疫に関する情報提供や防疫対策
の周知、牛、豚等の飼養農家を対象とした聞き取り調査や立入検査による異常
の有無確認、消毒励行や関係者以外の立入制限の徹底等の衛生管理の強化
などに取り組んでいます。
○牛肉や豚肉、牛乳は大丈夫?
以上のような対策を実施していますので、感染した牛や豚の肉、牛乳が市場
に出回ることはありません。
また、仮に、感染した牛や豚の肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても、人体には
影響ありません。
※口蹄疫に関する情報
農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html
福岡県
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/d05/fmd.html
市民のみなさまへ
正しい情報に基づいた冷静な対応と風評被害の防止にご協力をよろしくお願い
します!!