<答え>
国民年金は、老後の生活や、万一のことが起こったときのために私たちを支える制度です。
日本に住んでいる20歳以上60歳未満の人は、すべて国民年金に加入し、将来、老齢基礎年金を受給します。
老齢基礎年金を受給するためには、保険料を納付した期間や免除された期間等が、10年以上必要です。
将来の年金受給を確実にするため、忘れずに年金の各種届出をしましょう。
国民年金では加入者を3種類に分けており、保険料の納付方法や届出方法が異なります。
被保険者の種別は、就職・退職・配偶者の扶養に入るなどに伴い変更され、届出が必要です。
第1号被保険者
【対象者】 自営業・農業者とその家族、学生、フリーター、無職の方等
【加入手続】 市役所若しくは年金事務所で行い、保険料は自分で納めます。
【保険料】 月額16,610円(令和3年度)
【納付方法】 納付書、口座振替、クレジットカード
☆まとめて前払いすると、割引が適用されるのでお得です。
第2号被保険者
【対象者】 民間会社員や公務員等(厚生年金、共済年金に加入している方)
【加入手続】 勤務先で自動的に加入します。保険料は給与から差し引かれます。
第3号被保険者
【対象者】 民間会社員や公務員等(第2号被保険者)に扶養されている配偶者
【加入手続】 扶養している方の勤務先に届出を出します。保険料を納める必要はありません。