今日本国内では、平成5年に制定された環境基本法に基づき県単位や市町村単位での環境基本計画を策定しています。
様々な環境に対する基本的な考え方や、住民をはじめ、行政や事業者も取り込んだ対策の実施方針を決め、地球温暖化をはじめとする環境問題をどのように抑止し、住みよい環境を未来へ残すかを策定します。
田川市では、田川市環境基本条例を平成18年4月1日に施行し、その中で環境基本計画の策定を規定しています。
【条例の特徴】
田川市の条例で初めて前文を設けました。
前文では、口語で表現し、なるべく分かり易く、読む人みんなが条例の目的を一目で理解できるようにしました。特に、環境問題はその場限りの問題ではなく、未来を担うこどもたちが教育の場で学習していくことにより、将来へ問題を持ち越すことの無いような努力も必要です。