男女共同参画社会とは・・・
男女共同参画社会基本法では、「男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」と定義されています。
なぜ、男女共同参画社会が必要なのか・・・
憲法では「個人の尊重」と「法の下の平等」がうたわれており、男女平等の実現に向け、これまでもさまざまな取り組みが行われてきました。しかし、大切な意思決定の場に女性が少なかったり、社会慣習等においては、男女間に不平等を感じることがまだまだたくさん残っています。
また、少子高齢化の急速な進展や長期化する経済の低迷など、将来に多くの不安を抱えた状況です。このような社会経済状況の急速な変化に対応していく上で、男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現が求められています。
私たちが目指す男女共同参画社会とは・・・
もし、「男だから・・・」、「女だから・・・」という理由だけで、したいと思うことができなかったり、特定の仕事や役割が男性だけ、女性だけというように一方の性に偏っているとしたら・・・。それは、男性にとっても女性にとっても、大変悲しいことです。男性も女性も自分の意思で社会に参画し、互いに支え合い、喜びも責任も分かち合う、そんなみんなの幸せにつながる社会が、私たちが目指す男女共同参画社会なのです。
本当に豊かな社会を実現すると・・・(男女共同参画社会のイメージ)
【職場に活気】
○女性の政策・方針決定過程への参画が進み、多様な人材が活躍することによって、経済活動の創造性が増し、生産性が向上します。
○働き方の多様化が進み、男女が共に働きやすい職場環境が確保されることによって、個人が能力を最大限に発揮することができます。
【家庭生活の充実】
○家族を構成する個人がお互いに尊重し合い協力し合うことによって、家族のパートナーシップの強化につながります。
○仕事と家庭の両立支援環境が整い、男性の家庭への参画も進むことによって、男女がともに子育てや教育に参加することができます。
【地域力の向上】
○男女がともに主体的に地域活動やボランティア等に参画することによって、地域コミュニティーが強化されます。
○地域の活性化、暮らし改善、子どもたちが伸びやかに育つ環境が実現します。
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ひとりひとりの豊かな人生
仕事、家庭、地域生活など、多様な活動を自らの希望に沿った形で展開でき、男女がともに夢や希望を実現することができます。