


【人権啓発パネル展】
「就職活動(シューカツ)のリアル~公正な採用選考を考える~」



期 間:7月1日(水曜日)~7月30日(木曜日)
場 所:田川市民会館(1階プロムナード)
わたしたちは、誰でも仕事を自由に選んで働くことができます。
日本国憲法は、基本的人権のひとつとして「職業選択の自由」をすべての国民に保障しています。
このためには、雇用する側が応募側に広く門戸を開き、適性と能力のみを基準とする公正な採用選考をおこなわなければなりません。
今から約半世紀前の1973年、部落差別をはじめ就職差別に繋がる質問項目を排した全国統一応募用紙(履歴書)が策定されました。
その背景には、長年にわたる部落解放運動と同和教育の取り組みがあります。
その後、人権意識の高まりとともに統一応募用紙の改定が重ねられてきました。
一方で大学生や専門学生の就職に関しては、会社独自のエントリーシートの使用やインターンシップの導入により、問題が顕在化しにくい状況があります。
「差別につながる情報は集めない/聞かない」という採用選考のルールの形骸化を懸念する指摘もあります。
また学生の就職活動をめぐっては、セクシュアルハラスメントや性暴力といった深刻な人権侵害も報告されています。
今回のパネル展にあたって、パネルを制作した公益財団法人福岡県人権啓発情報センターでは、学生の就職活動をめぐる状況を知るために大学生を対象とした聞き取り調査を行っています。
いずれも就職活動を終えたばかりの大学4年生です。当事者の声を手がかりに、出身地や家族の状況、思想信条といった個人的な属性によって差別されることのない採用選考のカタチについて考えてみましょう。
また、この機会に、舳松(へのまつ)人権歴史館が2023年10月に同館で開催した「人権の視点から変わる履歴書-部落差別の人権意識の今を考える-」を歴史資料とともに展示し、
統一応募用紙の変遷をたどります。
ぜひご覧下さい。


