「田川市がん対策推進計画」を策定しました
田川市では年間約200人が、がんで亡くなっており、死亡原因の第1位となっています。
死亡原因の約25%を占め、4人に1人が、がんで亡くなっています。そして、生涯のうちに約2人に1人は、がんにかかると推計されており、がんは市民にとって、身近な病気となっています。
今回策定しました本計画は、国や福岡県のがん対策に関する計画、これまでの本市のがん対策の取組に関する評価、さらに、がんアンケート調査の集計結果等を踏まえ、これからの本市のがん対策について、個別具体的な施策・取組を示しています。
計画実施期間
令和7年度から令和12年度まで(6年間)
基本理念
誰一人取り残さないがん対策を推進する。
基本方針
1 がん予防の推進(1次予防)
がんにならないための予防策について、あらゆる場面で推進します。
2 がん検診の推進(2次予防)
がん検診の受診率及び精検受診率を上げるよう努め、がんを早期発見、早期治療し、市民のがんによる死亡率を減少させます。
3 がんに関する相談支援・情報提供(がんとの共生)
市民ががんになっても、安心して生活ができるように関係機関と連携を図りながら、必要な支援と情報発信に努めます。
4 がんに関する啓発・教育の推進
広報、ホームページ、SNSや各種イベントでの啓発や若年世代へのがん教育を進めていきます。
目標
がんの年齢調整死亡率の減少(75歳未満)
役割
市民のみなさんの役割(お願いしたいこと)
1 日頃から運動、食事、休息に気をつけ、健康づくりに取り組むこと
2 特定健診、がん検診を毎年受けること
3 健(検)診後、紹介状が出た場合は、自覚症状がないからと放置せず、必ず、医療機関を受診すること
市の役割
1 生活習慣病予防、感染症対策、たばこ対策に係る情報の発信や啓発をすること
2 市民のみなさんが受けやすい健(検)診体制を整備すること
3 がん患者への支援:がんや在宅ケア等に関する相談先の掲載(ホームページ等による情報発信)、居場所や利用できるサービスに関 する広報や周知をすること
4 がんに関する啓発・教育の推進:がん教育の実施、がんに関する正しい知識の普及啓発、大学生等への子宮頸がん対策・啓発
※計画の詳細は下記をご覧ください。