田川市の子どもたちの学ぶ力 ぐんぐん向上中!
本市では平成28年から、行政と学校現場が一体となって学力向上のための教育改革に取り組んでいます。「基礎学力の育成」「社会を生き抜く力の育成」「自学自習力の育成」の3つの歯車を連動して進め、集中して主体的に学ぶ力をつけ、「自分の良さや特性を生かし、自立し、進んで社会参画する子ども」の育成を目指しています。
その結果、令和3年2月に実施した標準学力テストにおいて、小中学校とも前年度を上回る結果を出すことができました。特に小学校の算数は、1年生から6年生までの全学年が全国平均を大きく超える結果を出すことができました。
実はICT教育先進地!
本市では、教育改革の一つとして、教育の情報化(ICT教育)を強力に推進してきました。市、教育委員会、学校が一体となった推進体制を整え、「田川市教育の情報化ビジョン」を策定し、どの子にもわかる授業、児童生徒の情報活用能力の育成、校務の情報化による児童生徒と向き合う時間の確保を目指しました。
平成29年度には、市内全ての小中学校の普通教室に大型提示装置、実物投影機、デジタル教科書を設置し、段階的な教員研修や推進校による授業公開等を行って教員のICT活用指導力の向上に努めました。
その結果、JAET主催の学校情報化認定では、全17校が学校情報化優良校に、また学校情報化先進地域にも認定されました。
さらに、日本ICT教育アワードにおいては、平成31年に審査委員長賞、令和2年には最上位賞である文部科学大臣賞を受賞しました。
ココにも注目!
市内中学校7校を2校に統合し、子どもたちに必要な力を育むために望ましい教育環境の整備を行うとともに、地域における新たなコミュニティの場や防災機能の充実など、「みんなの魅力ある学校」の実現を進めています。
新中学校は、令和5年度開校予定です。