●表示制度開始の経緯
消防団は、消防本部と同様、消防組織法に基づき設置された消防機関であり、地域における消防防災のリーダーとして、平時・非常時を問わず、市民の安全と安心を守るという重要な役割を担っています。
現在、全国的にも消防団員は減少傾向にあり、また、消防団員の約70%は被雇用者であることから、被雇用者が入団しやすく且つ消防団員として活動しやすい環境の整備と事業所の消防団活動に対する一層の理解と協力が必要となっています。
田川市では、事業所と連携し、協力体制を構築することにより、地域における消防防災体制の充実強化の一層の推進を図っていくことを目的として、平成25年8月から「田川市消防団協力事業所表示制度」を開始しました。
●協力事業所認定の基準
消防団協力事業所として、認定及び表示証の交付を受けるためには、次の基準のいずれかに適合し、申請することが必要となります。
【基準】
1.複数の従業員が消防団に入団していること。
2.従業員の消防団活動に対し、優遇措置等の規定を設け、消防団活動に積極的に配慮していること。
3.災害時及び訓練時等における資機材や場所等の無償提供など、消防団活動に協力すること。
【各種様式】
●協力事業所のメリット
表示証を事業所へ表示するほか、ホームページや従業員の名刺等に掲載することで、広く消防団協力事業所として地域貢献活動を広報することができ、事業所のイメージアップにもつながります。
また、※1福岡県競争入札参加資格審査の地域貢献活動評価項目において、加点措置が受けられます。
※1 詳しくは福岡県総務部危機管理局消防防災指導課
(092-643-3111)までお問い合わせください。